私はたまプラーザの高校に通っていました。
家が裕福なほうではなかったので、お小遣いはなく、近くのとあるお店でアルバイトをしていました。
当時の私は所謂不良ではなかったし、かと言って真面目かと言えばそうでもない、至って普通の女子高生でした。
彼氏はいませんでしたが、それなりに楽しい生活を送っていたと思います。
友達も多いほうでしたし、特に不満はありませんでした。
言い換えれば、代わり映えのない生活だったとも言えます。
http://mpjob.jp/search/area_2/terminal_2600315/

そんなときに、アルバイト先に新しいスタッフが入りました。
同じ年くらいの、茶髪にピアスで、なんだか軽そうな男の子でした。
私は先入観で苦手に思ってしまいました。
チャラい、遊んでそう、そんな風に感じていました。
一緒に仕事をすると、やはりなんだか慣れ慣れしくて、あまり好きではありませんでした。
ある日アルバイトが終わり、ひとりでたまプラーザ駅に向かっていると、酔っぱらったおじさんに声をかけられました。
適当にあしらって帰れば良かったのですが、私はそれができずに困っていました。

早く帰りたいのに、どうしよう。
そう思っていると、あの茶髪の男の子が現れて助けてくれました。
私の少しあとにアルバイトが終わり、帰るところだったそうです。
私はなんだかキュンとしてしまい、それから彼を目で追うようになっていました。
意外と仕事は真面目にやっていることや、話し方がうまいこと、いろんなことがわかりました。
時々彼と遊ぶようにもなり、私はついに告白をしました。
結果はOKで、嬉しくて泣きそうになってしまったのを覚えています。
あれから五年が経ち、たまプラーザのアルバイトは辞めてそれぞれ大学生と社会人になりましたが、今もお付き合いをしています。